ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)のソフトの中には学習・教育に関連したゲームもあります。
せっかくなら子供の学習にもニンテンドースイッチを使ってみてはいかがでしょうか?
ここでは、そんな学習・教育に関連したゲームの1つであるマスランド(MathLand)を紹介します。
マスランドはキャラクターを操作して島を冒険し、算数の計算問題を解くことで攻略していくゲーム。
足し算、引き算、掛け算、割り算、数の比較の各問題が出題され、小学校低学年の計算力を鍛えるのにちょうどいいです!
いつも遊びなれたニンテンドースイッチを使うので、勉強を始めるハードルが下がり、たくさんの計算問題に触れることができますよ。
試しに我が家の小学1年生の娘にマスランドをプレイしてもらいましたが、ゲームなら計算問題も苦にならないみたいで多くの問題にチャレンジしていました。
マスランドの価格は750円(税込)とお手頃で、内容的に計算ドリルの代わりとして使えそうです。
以下では、実際に娘がプレイした様子をもとにマスランドをレビューします。
目次
マスランド(MathLand)はスイッチのダウンロードソフト
マスランド(MathLand)はニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)でダウンロード版のみ購入できるソフトです(パッケージ版は販売されていません)。
MathLand-マスランドの基本情報
- 発売日:2021年4月22日
- メーカー:Artax Games
- ジャンル:知育/アクション
- プレイ人数:1人用
- 価格:750円(税込)
- 必要な容量:229 MB
マスランドのストーリーは期待しないほうがいい
いきなり残念な部分の紹介になってしまいますが、ゲームをはじめてもキャラクター名やゲームの背景(世界観)などについての詳しい説明はありません。
ストーリーに関してはあまり期待しないほうがいいです。
ゲーム開始の導入部分は簡単なアニメーションで進み、すぐに終了します。
事前に任天堂のWebサイトにあるマスランドの説明を読んでおいて、子供にゲームの世界観を簡単に説明してあげるといいとおもいます。
MathLand-マスランド
邪悪な海賊、マックスは、神聖な宝石を盗み、島を障害物や罠で埋め尽くし、呪いをかけました。我らの海賊、レイと協力し宝石を見つけ、島の平和を取り戻しましょう。海を航行して宝石を手に入れますが、新しい島を発見するにはスパイグラスが必要なことを覚えておいてください。
楽しい算数ゲームを解いて、足し算、引き算、計数、掛け算の九九、割り算などを身につけましょう。島民にはあなたが必要です!
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大人としてはもう少し詳しい説明が欲しいところですが、子供はこの辺のことは案外気にしないようです。
漢字混じりの文章で説明されるよりも、ゲームをしながら何となくゲームについて理解していくほうが子供にはいいのかもしれません。
マスランドの進め方(序盤)
・年齢の入力
はじめてゲームをする場合は、最初に年齢を入力します。
年齢に合わせて難易度が変化するのではないかと思われます。
・最初の計算問題
実力テストといった感じで、年齢入力を終えるとそのまま最初の計算問題が出題されます。
操作方法は画面の右上に数秒表示されます。
操作方法
動く(カーソルの移動):Lスティック or 方向ボタン
選ぶ(決定):Aボタン
見逃しても一般的な操作方法なので問題ないと思います(娘は操作法を説明しなくてもゲームを進めていました)。
計算問題は足し算で、制限時間内に正解した数に応じて望遠鏡(スパイグラス)がもらえます。
・最初の島を冒険
計算問題で獲得した望遠鏡を必要な数だけ消費することで、島を冒険することができます。
いちばん最初は望遠鏡を3つ消費して「+の海」にある「最初の宝」の島を冒険します。
ロード画面には、邪悪な海賊マックスが神聖な宝石を盗み、島を障害物や罠で埋め尽くす呪いをかける様子が表示されます(ただし、詳しい説明はありません)。
一緒に操作方法も表示されます。
操作方法
アクション:Aボタン
ジャンプする:Bボタン
停止:+ボタン
島では主人公のキャラクター(海賊のレイ)を操作して、コインを集めながら冒険していきます(コインは算数ゾーンで使用します)。
樽を壊したり、ジャンプしたりとアクションもあるので思いのほか楽しいです!
キャラクターの体力を示すライフゲージ(ハート3つ)が画面左上に表示され、海に落ちたりダメージを受けたりすると減っていきます。
ライフゲージがゼロになると、島の適当な位置から再スタートになるだけです。
コインを失ったりゲームオーバーになったりすることはありません。
島を進んで行くとカギがかかった扉があり、カギを持っている賢者(おじいさん)を探すように指示されます。
賢者を見つけて、その側でAボタンを押すと問題が出題されます。
制限時間はなく、間違ってもペナルティーはないのでしっかり考えて解くことができます。
問題をすべてとくと扉のカギがもらえ、扉の奥ある宝石を取り返してその島の冒険終了となります。
算数ゾーンが計算力を鍛える本番
新しい島を冒険するためには望遠鏡が必要になります。
この望遠鏡は算数ゾーンで計算問題を解くことで手に入ります。
算数ゾーンの問題は制限時間があり、間違えると時間が減るペナルティーがあります。
また、残り時間が少なくなると、効果音が入りプレッシャーをかけられます。
算数ゾーンのほうが、学習の本番といった感じです。
望遠鏡が手に入る効率は、割り算(×4)、掛け算(×3)、引き算(×2)、足し算(×1)、数の比較(×1)となっています。
効率よく望遠鏡を集めようと思うと、難易度の高い計算方法にチャレンジすることになります。
また島の冒険で集めたコインを50枚消費することにより下段の計算問題にチャレンジできます。
下段の計算問題の望遠鏡が手に入る効率は、割り算(×10)、掛け算(×8)、引き算(×6)、足し算(×4)、数の比較(×2)となっています。
マスランドの計算問題
マスランドの計算問題は計算式の答えを選ぶだけでなく、答えの数字をもとに計算式を完成させる問題(虫食い算)も出題されます。
さらに与えられた数字を使って、計算式と答えのすべてを答える問題もあります。
出題される問題によって柔軟に対応する必要があり、単純な計算にならないように工夫されています。
島の冒険で出題される計算問題でじっくり計算方法を考え、算数ゾーンでプレッシャーがある中で多くの問題を解きます。
これによって子供の計算力が鍛えられます。
島の冒険はアクションが楽しい
ゲームには「+の海」(足し算)、「-の海」(引き算)、「×の海」(掛け算)、「÷の海」(割り算)、「>の海」(数の比較)の5つの海あり、それぞれの海に島があります(「+の海」だけ6つの島、それ以外の海は5つの島)。
それぞれの島には異なるアクション要素があり、大砲の球が飛んで来たり、船にのったり、水門を開けたり、食虫植物に石を投げたりして、結構面白いです。
小学校低学年にちょうどいい内容で、我が家の小学1年生の娘も島の冒険が楽しかったようです。
娘は、次の島の冒険のために算数ゾーンでの計算問題にたくさんチャレンジしていました!
島の冒険が計算問題に取り組む動機になっていて、子供が自ら進んで学習する仕掛けになっています。
コレクション要素もある
島を冒険するとアイテムを獲得できることがあります。
アイテムはコレクションとしてみることができ、アイテムをすべて集めることも冒険の楽しみになります。
ゲームの設定
マスランドはオートセーブとなっているので、自分でセーブする必要はありません。
ゲームの設定の画面では以下のことができます。
- サウンドのオン・オフ
- 言語の選択
- 年齢を変える
- ゲームをリセットする
- クレジット
もしすべての島の冒険を終えてしまった場合は、ゲームをリセットして年齢を高めに変更し、難易度の高い状態で再挑戦するのもいいかもしれません。
MathLand-マスランドの購入方法
ニンテンドーアカウントでログインしている状態で、ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)のホーム画面から「ニンテンドーeショップ」を選択します。
ニンテンドーeショップの画面にある検索を選んで「マスランド」を入力して検索すると購入する画面に進めます。
まとめ
ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)の学習・教育に関連したダウンロードソフトの1つであるマスランド(MathLand)を紹介しました。
マスランドでは、足し算、引き算、掛け算、割り算、数の比較の各問題が出題され、小学校低学年の計算力を鍛えるのにおすすめです。
ストーリーはあまり期待できませんが、島の冒険アクションは楽しく、次の島の冒険のために子供が自ら進んで計算問題にたくさんチャレンジします。
計算ドリルの代わりとして、十分役立ちそうです。
値段もそんなに高くないので、もしよかったらお子さんの学習に利用してみてくださいね。
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