ドイツの絵本Das neue Riesenbilderbuchは世界一大きな絵本とも呼ばれ、世界中で読まれています。
そのサイズは縦61 cm × 横40 cm ×厚さ2 cmもあり、本棚に入らない超大型本です。
ドイツの絵本なのでご存じない方も多いかもしれません。
私の家に知り合いからいただいた本があるので、その魅力を一部ですがご紹介します。
目次
Das neue Riesenbilderbuchの大きさと重さ
ドイツ語でDas neue Riesenbilderbuchと書かれた大きな絵本。
タイトルをgoogle翻訳で訳してみると「新しい巨大絵本」となります。
1994年に出版され、そのサイズは縦61 cm × 横40 cm ×厚さ2 cmもあり、世界一大きな絵本と呼ばれることもあります。
一般的なサイズの絵本（しろくまちゃんのほっとけーき）と比べると、巨大さがよくわかります。
大きいだけあり、本の重さはなんと2.6 kg！
子供の寝かしつけのためにベッドで読むには不向きですが、この絵本にそのようなことを求める人はいないですよね。
サイズが巨大であること、それがこの絵本の大きな魅力です。
Das neue Riesenbilderbuchの魅力は大きさだけじゃない
物語を考える楽しみ
この絵本には文章がないため、言語に関係なく世界中の人が楽しむことができます。
もちろん日本の子供たち、そして大人も！
絵本は14ページあり、想像力をかき立てる場面が大きな絵本の見開きいっぱいに描かれています。
場面は表紙の絵を含めて8場面あります。
読む人によってとらえ方は異なると思いますが、私には以下の8場面に見えます。
（著作権を考えて表紙以外の写真の掲載は控えさせていただきます）
- 山の中の子供たちの秘密基地（表紙）
- 大空
- 飛行場
- おとぎ話のテーマパーク
- 船着き場
- 公園の大きな砂場
- 動物園
- 大雪が降った街
それぞれの場面には個性豊かな多くの人物が生き生きとした姿で描かれていて、一人一人に物語を感じます。
文章がない分、絵を見て考える自由があり、子供と一緒に絵本の物語を作る楽しみがあります。
巨大な絵本は、まるで絵本の中に入り込んだような楽しさがあり、開くたびに新たな発見や新しい物語があります。
インテリアや来客時の話題としても活躍
Das neue Riesenbilderbuchの絵本は、通常の絵本よりはるかに大きく、存在感があります。
ドイツ語のタイトルがついた表紙の絵は芸術的で、部屋のインテリアとしても素敵です。
来客があった際は話題になり、ゲストの人たちをもてなすのにも活躍します。
Das neue Riesenbilderbuchは入手困難？
Das neue Riesenbilderbuchは、ドイツの本で出版から時間がたっているため新品で購入するのは難しいかもしれません。
アマゾンに商品ページがあるので、一応リンクを載せておきます。
たまに中古品がフリマサイトに出品されることがあるので、こまめにネット検索すると中古品を入手できるかもしれません。
Das neue Riesenbilderbuchの著者と関連絵本の紹介
Das neue Riesenbilderbuchの著者はドイツの代表的な絵本作家アリ・ミトグッチ（von Ali Mitgutsch）氏です。
ミトグッチ氏の他の絵本としては、字のない絵本シリーズや、Das neue Riesenbilderbuchと同じサイズの巨大絵本「Das Riesenbilderbuch」などがあります。
いずれも素敵な絵本で、世界中で読まれています。
Amazonなどで購入可能な本をいくつかピックアップしてみました。
もし興味があったら手に取ってみてください。
プレゼントとして贈っても喜ばれると思います。
「Das Riesenbilderbuch」は、ここで紹介した「Das neue Riesenbilderbuch」より以前に書かれた巨大絵本です。
「Das neue Riesenbilderbuch」が「新しい巨大絵本」というタイトルなのは、先に「Das Riesenbilderbuch」が存在していたからです。
「Das Riesenbilderbuch」も世界一大きな絵本と呼ばれます。
まとめ
ドイツの世界一大きな絵本Das neue Riesenbilderbuchは、巨大なだけでなく想像力をかき立てる絵本の内容も魅力的です。
また、Das neue Riesenbilderbuchの著者のミトグッチ氏の絵本はどれも素敵です。
もし、機会があればミトグッチ氏の絵本を読んでみてくださいね。