子供が大きくなってくると自転車の補助輪は卒業となります。
補助輪を外してスタンドを取りつけることになりますが、自転車屋さんに行かなくても自分でできます。
そんなに難しくはありません。
実際の作業を画像付きで紹介するので参考にしてみてください。
子供用自転車に適したサイドスタンド
サイドスタンド(片足スタンド)は力の弱い子供でも扱いやすいため、子供用自転車に向いています。
自転車への取り付けも簡単なので、特にこだわりがなければ子供用の自転車にサイドスタンドを取り付けることをおすすめします。
自転車のタイヤサイズを確認
サイドスタンドを自分で取り付けるには、サイドスタンドを購入する必要があります。
でもその前にサイドスタンドを取り付ける自転車のタイヤサイズ(タイヤの外径、単位:インチ)を確認しましょう。
自転車のタイヤサイズは、自転車のタイヤに書いてあります。
この画像だと、自転車のタイヤサイズは16インチになります。
サイドスタンドの購入
サイドスタンドはホームセンター、Amazon、楽天などで購入可能です。
タイヤサイズ(インチ)にあったサイドスタンドを購入してください。
私はAmazonでブリヂストンのサイドスタンドを購入しました。
基本的に新品のサイドスタンドにはグリスがついていると思います。
(ブリヂストンのサイドスタンドにはグリスがたっぷりついています)
素手でさわるとべとつくので、軍手などをして扱うとよいですよ。
必要な工具を準備
補助輪を外してサイドスタンドを取り付けるためには、15ミリスパナまたはモンキーレンチが必要になります。
15ミリスパナは自転車以外で使うことがあまりなく、家にないかもしれないので注意してください。
(写真のようなスパナセットには15ミリスパナが入っていないことが多いです)
モンキーレンチはナットに合わせてサイズを変えられるので、モンキーレンチがあれば15ミリスパナを新たに購入する必要はありません。
私はモンキーレンチを使用しました。
軍手も準備してください。
作業場所を確保
自転車の補助輪を外すと自転車は自立できなくなります。
壁があると自転車を立てかけることができるので、頑丈な壁がある場所が作業に適しています。
自転車の補助輪を外す
先ずはハブについているキャップを外します。
キャップは手で外すことができます。
モンキーレンチ(または15ミリスパナ)でハブ軸ナットを緩めて外します。
ハブ軸ナットは固く締めてあるので、緩めるのに力が必要です。
ここが一番の難所かもしれません。
モンキーレンチに体重をかけるようにして緩めるといいかもしれません。
ハブ軸ナットとワッシャーを取り外します。
反対側も同様にハブ軸ナットとワッシャーを取り外します。
キャリアステーを取り外します(荷台がついている場合)。
ドロヨケステーを取り外します。
補助輪を取り外します。
(自転車によってはさらにナットとワッシャーがついている場合があるので、その場合はそれらを外してください)
これで補助輪の取り外し作業は終了です。
自転車は壁に立てかけます。
自転車へのサイドスタンドの取り付け
サイドスタンドの取り付け面には突起部分があり、これを自転車のフレームの溝に合わせるように、ハブ軸に差し込みます。
(ハブ軸ナットを締めた際に、サイドスタンドの突起部分がフレームの溝にはまって固定される仕組みです)
ドロヨケステーを取り付けます。
キャリアステーを取り付けます。
ワッシャーを取り付けます。
ワッシャーは溝が無いほうが外側です(自転車によってワッシャーの種類は異なるかもしれません)。
ハブ軸ナットを取り付け、手で締まるところまで締めます。
モンキーレンチ(または15ミリスパナ)でハブ軸ナットを緩まないようにしっかりと締めます。
取り付け後にガタつきがないか確認してください。
キャップをして完成です。
補助輪の取り外しとサイドスタンドの取り付けの作業時間は、合計で15分もかからないと思います。
まとめ
子供用自転車の補助輪の取り外しとサイドスタンドの取り付けは自分でできます。
実際に作業する前に、以下の事前準備をしてください。
・自転車のタイヤサイズの確認
・サイドスタンドの購入
・15ミリスパナまたはモンキーレンチの準備
・軍手の準備
補助輪の取り外しとサイドスタンドの取り付けは、自転車を立てかける壁がある場所などで軍手を着用して作業してください。
ここでは、子供用自転車の補助輪の取り外しとサイドスタンドの取り付けを自分で行う方法を紹介しましたが、作業に不安がある場合は、無理せずに自転車屋さんに頼んでください。
子供の安全にかかわることなので、無理はしないでくださいね。
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