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親子のコミュニケーションUP!やってよかった住まいの工夫ランキング

親子のコミュニケーションUP!やってよかった住まいの工夫ランキング

毎日忙しくても親子のコミュニケーションの時間はできるだけ大切にしたいところですよね。

子供とのコミュニケーションの時間を増やす方法の1つとして、住んでいる家の間取りやインテリアなど、住まいの工夫をすることが効果的です。

そこで、ここでは小学生がいる家庭の多くでやってよかったと評価されている住まいの工夫をご紹介します。

中には家の購入や引越しのタイミングでないと難しいものもありますが、すぐに実践できる住まいの工夫もあります。

できるところから住まいの工夫をして、お子さんとの楽しいコミュニケーションの時間を増やしてみてはいかがでしょうか?

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小学生がいる家庭でやってよかった住まいの工夫ランキング

キッチンでお絵かきをする女の子と、料理をしながら見守る母親の写真

小学生がいる家庭709世帯を対象にした2011年の調査研究では、ハウスメーカーなどが提案している「親子のコミュニケーションを重視した住まいの工夫」を参考に具体的な住まいの工夫を23項目挙げて、その導入状況と評価について調査が行われました(参考文献1)

この23項目の住まいの工夫に関して、実際に導入している家庭が良かったと評価した順にランキングしたものが以下になります。

ランキングが上位のほうが、親子のコミュニケーションに効果的と考えることができそうです。

小学生がいる家庭でやってよかった住まいの工夫ランキング

1位  家事をしながら子供が見えるキッチン
2位  目の届くところで勉強できるスペース
3位  子供室にテレビを置かない
4位  子供がお手伝いできる広さのキッチン
5位  子供室に鍵をつけない

6位  親子で入浴できる広さの浴室
7位  集まりやすい位置にリビング
8位  必ずリビングを通る間取り
9位  リビングに本棚を設置
10位  子供の作品や家族の写真を飾るコーナー

11位  親子で一緒に寝ることができる広さの寝室
12位  子供室の入り口が玄関から直結していない
13位  リビング階段
14位  食事のときにテレビが見えない家具配置
15位  コミュニケーションボード

16位  ファミリースペース
17位  間仕切りがない
18位  夫婦の寝室を子ども室の近くに配置
19位  多少の散らかりを許せるリビングにする
20位  子供室が広すぎない

21位  吹き抜けがある
22位  戸の一部がガラス
23位  食事のときにテレビが見える家具配置

2011年に行われた小学生がいる家庭709世帯を対象にした調査研究の結果(参考文献1)を引用して作成。

どの家庭でもすぐにできる住まいの工夫

上記の「小学生がいる家庭でやってよかった住まいの工夫ランキング」の上位15位の中で、以下の項目は住居のタイプに関わらずすぐに実践可能です。

親子のコミュニケーションを増やすことにつながる住まいの工夫を行ってみてはいかがでしょうか?

  • 目の届くところで勉強できるスペース(2位)
  • 子ども室にテレビを置かない(3位)
  • リビングに本棚を設置(9位)
  • 子供の作品や家族の写真を飾るコーナー(10位)
  • 食事のときにテレビが見えない家具配置(14位)
  • コミュニケーションボード(15位)

目の届くところで勉強できるスペース

リビング学習する少年の写真

専用の学習スペースを作ってもいいですが、ダイニングテーブルやリビングのテーブルなどを使えばすぐに実践できます。

子供はわからないところをすぐに聞くことができるので安心感をもって勉強に集中できるメリットもあります。

わからないところを教えるときなど、親子のコミュニケーションをとりやすくなります。

学校での出来事もたくさん話してくれそうです。

学習の準備・片付けが面倒というデメリットがありますが、リビング学習グッズを活用することで効率化できそうです。

子供室にテレビを置かない

子供室(子供部屋)にテレビがあると、部屋にこもることにつながるので置かないほうがよさそうです。

ただし、調査時期が2011年なので今は状況がちょっと違うかもしれません。

最近の子供はテレビよりもYouTubeなどの視聴を好むので、パソコン、タブレット、スマホ、ゲーム機(Nintendo switchなど)などのネットに接続可能な機器を子供室に置かないようにしたほうがいいかもしれません。

これらのネットに接続可能な機器を使用するときはリビングなどの家族がいる場所がおすすめです。

リビングに本棚を設置

本棚のあるリビングの写真

リビングに本棚を置く場合は、大人も子供も関係なく家族が読んでいる本を収納するとよいみたいです。

自分以外の家族が読んだ本にも興味を持つことになり、それがきっかけで親子のコミュニケーションにつながります。

子供の作品や家族の写真を飾るコーナー

子供の作品や家族の写真を飾るコーナーを設けると、思い出をふりかえって会話が多くなります。

「ほめ写」することで、子供の自己肯定感を高める効果も期待できるかもしれません。

「ほめ写」とは、子どもの写真プリントを家の中に飾り、それを見ながらほめてあげることで自己肯定感を高めようという、新しい子育て習慣のこと。

ほめ写プロジェクト

特別な写真は額装して壁に飾るのもいいかもしれません。

本ブログでは写真の額装の関連記事もあるので、良かったら読んでみてください。

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食事のときにテレビが見えない家具配置

ダイニングキッチンの写真

食事のときはテレビを見ないほうが親子のコミュニケーションをとりやすいようです。

そのためもあってか「食事のときにテレビが見える家具配置」の項目のほうは、上記の「小学生がいる家庭でやってよかった住まいの工夫ランキング」の中で最も評価が低い結果となりました。

コミュニケーションボード

マグネットがくっつくホワイトボードをコミュニケーションボードとして設置すると、家族の伝言板になるだけでなく、子供の落書きコーナーにもなり、親子のコミュニケーションが増えます。

まとめ

「小学生がいる家庭でやってよかった住まいの工夫ランキング」をご紹介しました。

上位にランクインした住まいの工夫を実践すると子供とのコミュニケーションを増やすことにつながることが期待できます。

できることからチャレンジしてみてください。

参考文献

  1. 正岡さち, 中原早紀. 小学生のいる家庭における家族のコミュニケーションと住まい方の関係. 島根大学教育学部紀要(人文・社会科学) 2020 53:57-63.

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