遠目にみるとタンポポに似ている黄色い花のジシバリ

遠目にみるとタンポポに似ている黄色い花のジシバリ

2021-04-22

細くすっと伸びた茎の頂点に黄色い花を咲かすジシバリ。

黄色い花はやや平面的に開き、中心部分には複数の黒っぽい雄しべの葯(やく)が目立ちます。

春の日当たりのより場所に咲き、遠目にみるとタンポポのように見えますが、近くづくと花も茎も葉も違います。

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ジシバリ

ジシバリの花の写真

ジシバリ(地縛り)

学名:Ixeris stolonifera
別名:イワニガナ、ヂシバリ、ハイジシバリ
分類:キク科ニガナ属
花期:3~6月
分布:日本全土

ジシバリの写真

細長い地上茎が地面をはって伸びていき、網状に広がって群落になる。
地上茎が密生し「地面を縛っている」ように見える様子が名前の由来。
道端や草地、石垣などでよく見られ、日当たりのよい場所なら、土が少ない厳しい環境でも生える。
直径2~2.5 cmの黄色い頭花を花茎の先端に1~3個つける。
頭花はタンポポと同じように舌状花だけの集まりで、筒状花はない。
総苞片は2列に並ぶ。
草丈8~15 cm。
葉は長さ1~3 cmで卵形、長い葉柄がある。

色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑(1)

食べることもできるジシバリ(2)

ジシバリの葉の写真

ジシバリの若葉はよく水にさらすと食用になり、全草は健胃剤として利用されます。

食べ方は、若芽の葉をゆで、水に浸して苦味をとり、味つけをして食べます。

参考文献

  1. 高橋修, 藤井伸二(監修). 色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑. ナツメ社 2014.
  2. 山﨑民子. 『備荒草木図』上巻に掲載されている草木について. 帯広大谷短期大学地域連携推進センター紀要 2020 7:33-49.
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