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窓を閉めていたのに車の後部座席の床に水たまり!原因はエアコン排水

窓を閉めていたのに車の後部座席の床に水たまり!原因はエアコン排水

2021-08-26

窓を閉めていたのに車の床が濡れていていませんか?

場合によっては車内の床に水たまりができることも。

実はこれ、車外に排出されるはずのエアコンの結露水が車内に流れ込んでいることが原因かもしれません。

実際に私の車で左側の後部座席の床に水がたまるトラブルが発生し、原因はエアコンの結露水が車内に流れ込んでいるせいでした。

車内の床にたまった水を利用して細菌やカビが増殖して悪臭が発生するため、車内は不快な状態に。

私の場合はカーディーラーで修理してもらいました。

もし、私と同じように車の床が濡れていて困っている場合は、個人での対応は難しいのでカーディーラーや自動車整備工場で調べてもらうことをおすすめします。

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私の車の事例をご紹介

左側の後部座席の床の写真
左側の後部座席の床
溜まった水を取り除いた後ですがまだ湿っています。
水を取り除く前は水たまりができていました。

私の車の床が濡れるようになったのは7月頃からです。

最初は車内がジメジメして嫌なニオイが充満していましたが、まさか床が濡れているせいとは考えていませんでした。

運転席や助手席の床であれば気づきやすいのですが、私の車の場合は左側の後部座席の床が濡れており、家族を後部座席に乗せて初めて気付くことに・・。

フロアマットをめくると、床が濡れているのを超えて水たまり状態!

私が車をとめている駐車場は少し斜面になっていて、左側の後部座席側が位置的に最も低くなります。

そこに水が流れて溜まったようでした。

水は透明度のある普通の水でシリンジを使って取り除きました。

7月頃は激しい雨が降ることがあるので、最初は雨水の侵入を疑い様子を見たのですが雨水ではなさそう・・。

車は新車で購入してから15年くらい乗っていたので、その後エンジントラブルも起きて、その修理の際にカーディーラーに調べてもらいました。

その結果、車外に排出されるはずのエアコンの結露水が車内に流れ込んでいることが原因と判明。

エンジントラブル修理のついでに処置をしてもらったので、床の水濡れに関する部分の費用は無料で行ってもらえました。

車内の床が濡れた原因はエアコンの排水漏れ

カーエアコンの構造図
カーエアコンの構造図はトヨタのWebサイトを参考に作成 
https://toyota.jp/after_service/car_care/yohin/room/air/

車内の床が濡れる原因の1つは、エアコンの結露水が車外にうまく排出されずに車内に流れ込んでしまうことです。

夏場などの暑い時期にカーエアコンを使用すると、エアコンのエバポレーター(熱交換器)では結露水(凝縮水)が発生します。

通常、結露水はドレンホースを経由して車外に排出されます。

でも、このドレンホースまたはつなぎ目などに問題があると、結露水が車内に入り込むことになります。

多くの場合はエバポレーターがある助手席側の床が濡れるようですが、私の車のように傾斜のある駐車場にとめておく場合は、車内の最も低くなる場所に水が溜まることがあるかもしれません。

車内の床が濡れる原因は他にもある

ドアの下部にある水抜き穴の写真
ドアの下部にある水抜き穴 (矢印部分)

カーディーラーに聞いた話ではエアコンの結露水以外にも、ドアの下部にある水抜き穴が詰まることが原因で床が濡れることがあるそうです。

ドアの下部にある水抜き穴は、サイドウィンドウの隙間からドア内に流れ込んだ水を排出する役割がありますが、ここが詰まるとドア内に水がたまり室内に雨水が流れ込む可能性があります。

また、腐食により車体に穴が開いていたり、クルマのドアの内側のウェザーストリップ(車の開口部分に取り付けてあるゴムとスポンジを組み合わせたシール材)が劣化して隙間ができたりして、車内に雨水が侵入する可能性があります。

車内の床に溜まった水の除き方

車内の床に溜まった水をそのままにしておくと、水を利用して細菌やカビが増殖して悪臭が発生します。

湿度も上がり、車内はジメジメ。

サビなども発生して車体にダメージを与える可能性もあります。

車内の床に溜まった水は早めに取り除いてください。

水は雑巾などの吸水できるもので吸いとって除くといいと思います。

吸水シートやペットシートを使うのも有効です。

また、私のようにシリンジを使って吸いとる方法もあります(シリンジはペット用などがAmazonなどで購入できます)。

床の水分をある程度除くことができたら、駐車中や走行時に窓を開けて換気し、床が乾燥しやすい環境をつくってください。

(ただし、防犯や天気の問題がある場合は駐車中に窓を開けるのは避けてください)

車内の床が濡れている場合は修理が必要

自動車整備工場で整備を受ける自動車の写真

車内の床が濡れている場合は何らかの原因があるので、それを解決するために修理が必要となります。

個人での対処は難しいのでカーディーラーや自動車整備工場で原因を調べてもらい、修理を行ってくださいね。

私の場合、エンジントラブル修理のついでに処置をしてもらったので、床の水濡れに関する部分の費用は無料で行ってもらえました。

そのことを考えると、修理費はそんなにかからないかもしれませんよ。

車の乗り換えを検討する時期かもしれない

ミニカーの写真

車内の床が濡れるようなトラブルが発生するということは、車の経年劣化が起きているということでもあります。

私の車も15年くらい乗っていて、経年劣化が起きています。

そろそろ車を乗り換える時期なのかもしれません。

新車や中古車を買う方法もありますが、マイカーリースも選択肢に挙げられます。

安心、おトクなマイカーリース「マイカー賃貸カルモ」のような、月々の定額制で好きな車にマイカーのように乗れるサブスクリプションサービスもいいかもしれません。

また、車が経年劣化している場合は、10年以上前の車や、走行距離が10万キロを超える車の買取も行ってくれる【カーネクスト】などのサービスを利用したほうがいいかもしれませんね。

まとめ

車内の床が濡れる原因の1つは、カーエアコンの排水漏れであることをご紹介しました。

もし車の床が濡れていて困っている場合は、個人での対処は難しいのでカーディーラーや自動車整備工場で原因を調べてもらい、修理を行ってくださいね。

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