車内の不快なニオイを消臭するための商品は沢山ありますが、もし現状の消臭剤に満足していないなら「ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプ」というスプレーを試してみてください。
このスプレーにはナノダイヤモンド触媒が含まれています。
ナノダイヤモンド触媒は、接触した細菌やカビ、ウイルス、ニオイの原因となる化合物を触媒活性(酸化還元反応)により分解・消滅・不活性化します。
そして、それらの効果は長期間持続します。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプを車内のファブリックにスプレーしておくと、ナノダイヤモンド触媒がスプレーした場所にとどまり、消臭や抗菌などの効果を長期間発揮してくれます。
つまり、車の布製シートにスプレーすれば、シートが消臭してくれるようになります。
置き型の消臭剤や頻繁な消臭スプレーの使用から解放されますよ。
目次
車内の不快なニオイ

車に乗り込んだ時に不快なニオイを感じることはありませんか?
ニオイは車の内装材そのものから発生する場合と、内装材に付着して再放出されるものがあります(参考文献1)。
車の内装材そのものから発生するニオイ
揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)は車の内装材から放出されます。
揮発性有機化合物としては、トルエン、ベンゼン、アセトン、シクロヘキサンなどが車内に放出されます(参考文献2)。
これらは不快なニオイだけでなく、からだにもよくありません。
揮発性有機化合物は、新車に特有のニオイの原因として知られています。
また、新車でなくても日射等の影響で室内が高温となる車内では揮発性有機化合物の放出量が増加します(参考文献2)。
車の内装材に付着して再放出されるニオイ
車の内装材には、食品や汗、タバコなどのニオイが付着し、車内の独特なニオイの原因になります(参考文献1)。
車にペットを載せる場合、ペットのニオイも内装材に付着します。
車内用の消臭剤

車内の不快なニオイを消臭するための消臭剤には様々なタイプがあります。
置き型やエアコン吹き出し口に取り付けるタイプ、スプレー式、スチーム式などのタイプがあり、消臭するための技術も様々です。
もしこれまでの消臭剤に満足していないなら、ナノダイヤモンド触媒で消臭するダイヤニウム・スプレー アルコールタイプを試してみてはいかがでしょうか?
ナノダイヤモンド触媒は、これまでの車内用消臭剤で使われていた消臭技術とは異なります。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプとは?
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプ(50 ml)は除菌と抗菌、防カビ、抗ウイルス、消臭の効果があるスプレーです。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプは無香料で、その成分は濃度70%のアルコール(天然植物発酵エタノール)とナノダイヤモンド触媒です。
70%アルコールは、スプレー直後に除菌効果を発揮します。
一方、ナノダイヤモンド触媒は、スプレーした場所にとどまり、触媒活性(酸化還元反応)により抗菌と防カビ、抗ウイルス、消臭の多数の効果を長期間発揮します。
ダイヤニウム・スプレーアルコールタイプは第三者試験機関での試験結果に裏付けされた確かな効果を有し、効果、安全性、適切な表示に関するSIAA(抗菌製品技術協議会)の基準を満たした信頼できる商品です。
そのため、安心して使用することができます。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプの効果や安全性に関しては、別記事「除菌・抗菌・防カビ・抗ウイルスに消臭!ダイヤニウム・スプレーがすごい」にまとめています。よかったらそちらもご覧ください。
ナノダイヤモンド触媒とは?

ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプに含まれるナノダイヤモンド触媒は、その名の通りとっても小さいサイズ(4~6 ナノメートル、ナノは10-9を表す単位)のダイヤモンド(ナノダイヤモンド)でできています。
このサイズになると肉眼ではもちろん、光学顕微鏡でも見ることができません(高分解能電子顕微鏡でやっと見えるサイズです)。
ダイヤモンドはナノサイズ(4~6 ナノメートル)まで小さくなると、私たちが知っている宝石のダイヤモンドとは違う性質を持ちます。
色も灰色で(目に見えるほどたくさん集めた状態)、透明な結晶である天然ダイヤモンドと異なります(参考文献3)。
ナノダイヤモンドは、その中心部分(コア)はダイヤモンド(sp3炭素:sp3混成軌道の炭素)ですが、表面部分(シェル)はダイヤモンドと性質の異なるカーボンオニオンやグラファイト(sp2炭素:sp2混成軌道の炭素)で覆われています(参考文献3)。
このコア/シェル(sp3炭素/sp2炭素)ハイブリッドの構造が不均衡な電子分布や電子移動を生み、ナノダイヤモンドに触媒活性(酸化還元反応)を与えます(参考文献3)。
そのため、ナノダイヤモンドはナノダイヤモンド触媒とも呼ばれます。
ナノダイヤモンド触媒は、接触した細菌やカビ、ウイルス、ニオイの原因となる化合物を触媒活性により分解・消滅・不活性化します。
そして、その効果は長期間持続します。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプでは、1プッシュで17兆個ものナノダイヤモンド触媒を対象物に塗布することができます(参考文献4)。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプの使用方法

ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプは布製品と相性がいいので車内の布製品(ファブリック)にスプレーしてください(布製品ではナノダイヤモンド触媒が長期間保持されやすい)。
例えば、車内の布製シート、布製フロアマット、布製の天井やフロア、ラゲッジルーム(荷室)などになります。
ナノダイヤモンド触媒がスプレーした場所にとどまり、消臭効果を長期間発揮してくれます。
スプレーした面積が広ければその分消臭効果も向上することが期待されます。
また、ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプに含まれる70%アルコールには即効性の除菌効果、ナノダイヤモンド触媒の触媒活性には長期持続する抗菌と防カビ、抗ウイルスの効果があります。
そのため布製シートなどにスプレーしておけば、衛生的に保つことができ、雑菌由来のニオイの発生も抑えることができます。
使用に関する注意事項
・ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプにはアルコールが入っているので使用中や使用後しばらくの間は火気厳禁です。
・車内でダイヤニウム・スプレー アルコールタイプをスプレーする際は、アルコールが気化するので窓やドアを開けて換気してください。
・スプレー後はアルコールのニオイがなくなるまで窓やドアを開けて十分に換気してください。
・ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプは、小さな子供が触れる場所には保管しないでください。
・アルコールの脱脂効果により変色の恐れがあるため、皮革製品などへの使用は避けてください。
・シートなどに使用する際は、最初に目立たない部分に使用して変色などの問題がないことを確認してから使用してください。
アルコールが気になる方は、アルコールが含まれていないダイヤニウム・スプレーのほうがよいかもしれません。
アルコールによる除菌効果がない点と乾燥に時間がかかるデメリットがありますが、アルコールに関連した問題の心配がありません。
アルコールが含まれていないダイヤニウム・スプレーでも、ナノダイヤモンド触媒による抗菌と防カビ、抗ウイルス、消臭の長期間の効果が期待できます。
実際に使用した感想

私が乗っている車の助手席のシートとフロアマットにダイヤニウム・スプレー アルコールタイプを実際に使用してみました。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプ(50 ml)は容量が少ないので、広い面積に使用する場合は1本では足りないかもしれません。
消臭効果はスプレー直後よりも翌日以降に実感しました。
スプレーしたのは助手席のシートとフロアマットだけでしたが、これまで車に乗り込んだ時に感じていたニオイがなくなり、車内が気持ちの良い空間に変わりました。
ただし、乗車中に発生するエアコンからのニオイや食べ物のニオイを瞬時に消臭するわけではないので、その辺は承知の上で利用する必要があります。
関連記事「車のエアコンが臭い原因はエバポレーターの細菌?」もよかったら読んでみてください。

まとめ
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプを車内のファブリックにスプレーしておくと、ナノダイヤモンド触媒がスプレーした場所にとどまり、消臭や抗菌などの効果を長期間発揮してくれます。
以下に、ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプによる車内消臭の特徴を列挙しました。
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプによる車内消臭の特徴
・ナノダイヤモンド触媒で消臭
・車内のファブリックにスプレーするだけで簡単
・スプレーした場所が消臭してくれるようになる
・消臭効果が長期間持続する
・置き型の消臭剤や頻繁な消臭スプレーの使用などから解放される
・無香料で余計なニオイがしない
・効果や安全性が信頼できる[SIAA(抗菌製品技術協議会)マークあり]
・光触媒とは異なり消臭に光が必要ない(昼夜関係なく常に消臭効果を発揮してくれる)
・消臭以外にも除菌と抗菌、防カビ、抗ウイルスの効果がある
もしこれまでの消臭剤に満足していないなら、ナノダイヤモンド触媒で消臭するダイヤニウム・スプレー アルコールタイプを一度試してみてはいかがでしょうか?
ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプにはほかにも様々な使い道があります。関連記事「ダイヤニウム・スプレー アルコールタイプの使い道は?用途まとめ」で用途を紹介しているので、よかったらこちらも読んでみてください。
参考文献
- 原慎一. 車室内のにおい. におい・かおり環境学会誌 2011 42(6):392-398.
- 王立ら. チャンバーを用いる車室内装材 VOC 放散試験法に関する CFD 解析. 生産研究 2015 67(1):49-53.
- Duan X et al. sp2/sp3 framework from diamond nanocrystals: A key bridge of carbonaceous structure to carbocatalysis. ACS Catal 2019 9:7494-7519.
- ナノダイヤモンド触媒とは?(株)ダイヤニウム. https://www.dianums.com/about/