暑い日の夜など、部屋の明かりに誘われて窓の網戸に虫がたくさん飛来することがあります。
網戸に虫がつくと、見た目が不快ですよね。
さらに、網戸についた虫は、部屋の中へ侵入する可能性もあります。
この網戸に虫が飛来するのを予防するには、網戸の虫除けグッズを利用するのがよさそうです。
でも、種類が多くて、どれを使用すればよいのか迷ってしまいます。
できるだけ虫除け効果の高い商品を選びたいところですよね。
そこで、ライフサイエンス系博士(本記事の執筆者)が、現在販売されている網戸用虫除けグッズの中から高い虫除け効果が期待できる商品を厳選しました。
おすすめは、適用害虫が多く強力な網戸用虫除けスプレーです。
以下で具体的な網戸用虫除けスプレーの商品を紹介します。
目次
網戸の虫除けグッズを選ぶポイントは適用害虫
網戸の虫除けグッズを選ぶ1番のポイントは適用害虫です。
網戸の虫除けグッズの適用害虫の中に、あなたの家の網戸に飛来する虫が含まれていなければ虫除け効果は期待できません。
(網戸用虫除けの商品は、蚊やゴキブリを適用害虫に含んでいません。蚊やゴキブリを防ぎたい場合は、蚊やゴキブリ用の別の商品となります。)
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網戸の虫除け最強は適用害虫の多い網戸用虫除けスプレー

近年は網戸に貼って設置するタイプの虫除けが多くなっていますが、それらのほとんどは適用害虫がユスリカとチョウバエのみです。
・ユスリカ
見た目は蚊に似ていますが、人間を刺すことはありません。
住宅でよくみられるのはセスジユスリカという種類で、成虫の体長は6 mm程度で緑色です(参考文献1)。
初夏から秋を中心に発生し、夕方ごろから窓の明かりにひかれて網戸に飛来します。
川ぞい100 mぐらいの住宅で被害が多くなります。
・チョウバエ
チョウバエは灰色の小さい虫ですが、体に対して大きな2つの翅が特徴的です。
住宅ではオオチョウバエ(体長4~5 mm)とホシチョウバエ(体長1.3~2 mm)が主にみられます(参考文献1)。
4月~11月の間にみられますが、発生のピークは5月~6月頃です。
もし、あなたがユスリカとチョウバエを防ぎたいのであれば、網戸に貼って設置するタイプの虫除けグッズで満足できるかもしれません。
でもそうでないなら、網戸に貼って設置するタイプの虫除けグッズでは十分な虫除け効果を実感できない可能性があります。
では、適用害虫が多い網戸の虫除けグッズはどれでしょうか?
答えはスプレータイプの虫除けグッズ(網戸用虫除けスプレー)です。
例えば、網戸用虫除けスプレーの「虫よけバリアスプレー アミ戸窓ガラス 450ml(フマキラー)」は適用害虫が16種類もあります。
そのため、網戸の虫に困っている場合は、網戸用虫除けスプレーの使用をおすすめします。
「虫よけバリア アミ戸窓ガラススプレー 450mL(フマキラー)」の適用害虫
カメムシ、ガ、羽アリ、アリ、ユスリカ、クモ、ウンカ、ヨコバイ、チョウバエ、ブユ、アブ、ハチ、キノコバエ、チャタテムシ、ガガンボ、アザミウマ
網戸用虫除けスプレーにはエアゾールとミストの2種類がある
網戸用虫除けスプレーにはエアゾールとミストの2種類があります。
エアゾール
エアゾールは、ガスの力によって殺虫成分を噴射する方法で、ボタンを押すだけで虫除け剤を広範囲にむらなくスプレーできるのがメリットです。
一方で、室内や狭い場所で使用すると噴射物を吸い込み、一時的な体調不良を起こす可能性があります。
そのため、風通しの良い屋外側から使用する必要があります。
廃棄の際には製品を使い切ってガスを抜く必要があります。
ミスト
ミストは、手動で霧吹きのように噴霧します。
広範囲にスプレーするには多少時間がかかりますが、虫除け剤の飛び散りを抑えることができます。
また、ガスを使用していないので廃棄の際にガス抜きをする必要がないのもメリットです。
虫除けしたい網戸が何枚もある(虫除けしたい網戸の面積が大きい)場合は、広範囲を効率的にスプレーできるエアゾールがおすすめです。
一方、虫除けしたい網戸の面積が小さい場合は、取り扱いが容易なミストの使用が適しています。
虫除けしたい網戸が何枚もある人向けの最強の網戸用虫除けスプレー

上で書いたように、虫除けしたい網戸が何枚もある(虫除けしたい網戸の面積が大きい)場合は、効率的にスプレーできるエアゾールの網戸用虫除けスプレーが適しています。
現在販売されているエアゾールの虫除けの中では、適用害虫の多さとスプレーの効率性から、「虫よけバリア アミ戸窓ガラススプレー 450mL(フマキラー)」が最もおすすめです。
「虫よけバリア アミ戸窓ガラススプレー 450mL(フマキラー)」は4連ノズルによるワイド噴射で、大きな網戸をムラなく簡単に処理できます。
1本で90 cm × 180 cmサイズの網戸を48枚処理することが可能です。
予防効果も長く、最長で4カ月間持続します。
適用害虫:
カメムシ、ガ、羽アリ、アリ、ユスリカ、クモ、ウンカ、ヨコバイ、チョウバエ、ブユ、アブ、ハチ、キノコバエ、チャタテムシ、ガガンボ、アザミウマ
速効殺虫成分〈フタルスリン〉と持続殺虫成分〈ビフェントリン〉の働きで多くの害虫に対して、優れた殺虫&予防効果を発揮します。
使用方法
窓・ドア等を閉めて噴射気体が屋内に入らないようにして、屋外側から網戸全体に均一に噴射します。
噴射する場合は、網戸からスプレーを約30 cm離し、90 cm × 180 cmサイズの網戸の場合は約8秒を目安に全体に噴射してください。
虫除けしたい網戸が1枚程度の人向けの最強の網戸用虫除けスプレー

アパートなどにお住まいで、虫除けしたい網戸が1枚程度の場合は、扱いが容易なミストの網戸用虫除けスプレーが適しています。
2021年に販売されているミストの虫除けの中では、適用害虫の多い「虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ 360mL」が最もおすすめです。
「虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ 360mL」は、網戸にスプレーすると害虫の侵入予防効果が2.5カ月間持続します。
1本で90 cm × 180 cmサイズの網戸を20枚処理することが可能です。
網戸が汚れにくくなる効果もあります。
対象害虫:
ユスリカ、チョウバエ、カメムシ、ガ、羽アリ、ウンカ、ヨコバイ、ブユ(ブヨ)、アブ、ハチ、チャタテムシ
有効成分:シフルトリン
使用方法
網戸に対して約20~30 cmの距離から均一にスプレーします。
90 cm × 180 cmサイズの網戸の場合、全面を処理するために約18回スプレーします。
まとめ
網戸の虫除け対策をしっかり行いたい場合には、適用害虫の多い網戸用虫除けスプレーがおすすめです。
現在販売されている網戸用虫除けスプレーの中で、「虫よけバリア アミ戸窓ガラススプレー 450mL(フマキラー)」と「虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ 360mL(アース製薬)
」が特におすすめです。
網戸への虫の飛来を防いで快適に過ごしてくださいね。
参考文献
- 安富和男, 梅谷献二. 原色図鑑/改訂・衛生害虫と衣食住の害虫. 全国農村教育協会 1995.
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