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淡い青紫色の美しい小さな花を咲かすハナイバナ

淡い青紫色の美しい小さな花を咲かすハナイバナ

2021-04-21

ハナイバナは日本全土に分布する在来種です。

花は小さいですが、淡い青紫色で美しいです。

春から秋までの長い期間で花を見ることができます。

ハナイバナはキュウリグサと似ているため、比較されることが多いです。

道端や畑などに生育しますが、キュウリグサよりも見かける機会は少ないかもしれません。

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ハナイバナ

ハナイバナの写真

ハナイバナ(葉内花)

学名:Bothriospermum zeylanicum
分類:ムラサキ科ハナイバナ属
花期:3~11月
分布:日本全土

花柄が葉柄の腋から出ることから「葉内花」と名づけられた。
直径2~3 mmほどの、先が5つに分かれた淡青紫色の花が咲く。
キュウリグサに似るが、キュウリグサの若い花序がゼンマイ状に巻くのに対して、本種は巻かない。
また、本種の花序には葉状の苞(ほう)が発達するが、キュウリグサの花序には苞がない。
草丈は10~15 cmほど。
茎には上向きの毛が生えている。
葉は長さ2~3 cm。
道端や畑などで普通に生える。

色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑(1)
ハナイバナとキュウリグサの花の写真
ハナイバナの花の中心は白、キュウリグサの花の中心は黄色。
ハナイバナの花の周りには葉があるが、キュウリグサの花の周りにはない。
ハナイバナとキュウリグサの比較写真
ハナイバナとキュウリグサの比較

参考文献

  1. 高橋修, 藤井伸二(監修). 色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑. ナツメ社 2014.