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オヤブジラミ|赤みがかった果実はひっつき虫

オヤブジラミ|赤みがかった果実はひっつき虫

2021-06-14

オヤブジラミの少し赤みがかった小さな花は春に咲きます。

5弁花の花びらの大きさは異なり、花の形はちょっといびつです。

果実には無数のかぎ爪があり、服や動物の体やなどにくっつくひっつき虫の1つです。

動物の体に果実がくっついて運ばれ、種子が散布されます。

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オヤブジラミ

オヤブジラミの果実の写真

オヤブジラミ(雄藪虱)

学名:Torilis scabra
分類:セリ科ヤブジラミ属
花期:4~5月
分布:本州、四国、九州、沖縄

オヤブジラミの特徴

草丈は30~70 cm程度(参考文献1)

葉は2~3回羽状複葉で小葉は細かく切れ込みます。

複散形花序に多数の花をつけます。

オヤブジラミの花は小さい5弁花で、花色は白が基本で赤みがかります。

コンクリートの割れ目から生えたオヤブジラミの写真
コンクリートの割れ目から生えたオヤブジラミ
オヤブジラミの葉と蕾の写真
オヤブジラミの葉と蕾
オヤブジラミの花の蜜を吸うアリの写真
オヤブジラミの花の蜜を吸うアリ
オヤブジラミの花の写真
5弁花の花びらの大きさは異なり、花の形がちょっといびつなオヤブジラミの花

オヤブジラミの果実には無数のかぎ爪があり、服などにくっつきます。

果実のかぎ爪には赤みがあります。

完熟した果実は2つに分かれます。

赤みがかかったオヤブジラミの果実の写真
赤みがかかったオヤブジラミの果実
完熟して2つに分かれた果実の写真
完熟して2つに分かれた果実

参考文献

  1. 高橋修, 藤井伸二(監修). 色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑. ナツメ社 2014.