私服で通学する小学生は、毎日同じ服で登校するわけにはいかないので服がたくさん必要になりますよね。
しかも、小学生は体の成長が早いため、すぐに服がサイズアウトしてしまいワンシーズンで着ることができなくなります。
この着ることができなくなった服、どうしていますか?
服をそのまま捨ててしまうのはもったいないので、リユースするのがおすすめです。
服のリユースはあなただけでなく多くの人にメリットがありますよ。
服をリユースするメリット
- 服をリユース目的で売却した場合に収入が発生する
- 服を必要としている人が無料または安価に手に入れることができる
- 服の大量生産・大量廃棄の抑制につながり、それらに関連した環境負荷を軽減できる
ただし、服をリユースするためには、服の購入時から次に使う人のことを考えて服を丁寧に扱う必要があります。
ここでは、小学生の服をリユースするために日頃から気をつけるべきことを5つご紹介します。
服のリユースは、世界的なトレンドのサステナブルファッションにもつながるので積極的に取り組んでみてくださいね。
サステナブルファッション:
衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのことを言います。
環境省サイト

目次
小学生の服をリユースするために日頃から気をつけるべき5つのこと
1. 服の記名にはお名前シールを使用する
小学生の服は名前を書くことが必須ですよね。
でも服に直接油性ペンなどで名前を書くとリユースしにくくなります。
(リユース品に前に使っていた人の名前があるとちょっと嫌ですよね)
リユースのためには、「お名前シール」を使用して服に記名する方法が適しています。
「お名前シール」なら、あとから剥がすことができます。
「お名前シール」には、アイロンを使用して貼るタイプのものとアイロン不要のタイプ(ノンアイロンシール)があります。
アイロン不要のタイプは、「お名前シール」を剥がしやすいので、服のリユースのために特に適しています。
・アイロンを使用して貼るタイプの「お名前シール」の剥がし方
アイロンを使用して貼るタイプの「お名前シール」を剥がす場合は、「お名前シール」の上からあて布をして、「お名前シール」を貼った時と同じ温度に熱したアイロンをしっかりあてた後、熱いうちに剥がします。
・アイロン不要の「お名前シール」の剥がし方
アイロン不要の「お名前シール」の場合は、剥がす際にアイロンが必要なく、衣類のタグに貼った場合は比較的簡単に剥がすことができます。
そのため、アイロン不要の「お名前シール」を使用するほうがよりおすすめです。
ちなみに、「お名前シール」は、業界最多の豊富な670デザインがそろう【お名前シール製作所】 がおすすめですよ。

2. 名札の安全ピンの使用を避ける

小学生は登校時に名札をつけますが、安全ピンを使用して服に名札をつけると服に穴が開いてしまいます。
小学校で禁止されていなければ、安全ピンで服に穴を開けない名札留め(名札クリップ)を使用しましょう。
名札クリップは、登下校時に名札を簡単に裏返しにできるものが防犯対策の面で安心です。
<おすすめの名札クリップ(我が家の娘も使っています)>
3. 服の素材に合った方法で洗濯する

子供服のタグには洗濯マークの表示があります。
洗濯マークを参考に、服の素材に合った方法で洗濯すると服の劣化を抑えることができます。
洗濯ネットも必要に応じて使用してください。
4. 虫食いに注意する
子供服を保管するタンスや衣装ケース、クローゼットには防虫剤を使用するなどして、虫食いが発生しないように注意しましょう。
防虫剤は無臭タイプを選んでください。
よかったら以下の虫食い害虫の関連記事も読んでみてください。防虫剤なども紹介しています。
関連記事「部屋の中にいる小さな蛾を調べてみたら害虫のイガでした」
関連記事「部屋に小さい虫!茶と白のまだら模様は害虫のヒメマルカツオブシムシ」
5. ニオイに注意する

服のニオイは着心地に影響します。
服をリユースするならニオイにも気をつける必要があります。
たばこ、香水、ペット、汗、生乾き臭、カビ、防虫剤等のニオイが服につかないように気をつけましょう。
柔軟剤も香りが強すぎるものは避けたほうがいいです。
よかったら以下の関連記事も読んでみてください。
関連記事「洗濯したのに臭い!生乾き臭の原因と発生を抑えるための7つの方法」
関連記事「洗濯槽の黒カビ掃除|クリーナーは酸素系と塩素系のどっちが効果的?」
こんな状態の服になってしまうとリユースに向かない
毎日の生活の中ではいろいろなハプニングが起こるので、気をつけていても服にダメージが発生することがあります。
残念ながら以下のような状態のものは次の人が気持ちよく利用できないためリユースに適しません。
リユースできない場合は、リサイクルまたは廃棄することになります。
・シミ汚れ、毛玉、色褪せ、変色、穴、破れ、型崩れ、劣化、縮み等のダメージがひどい服
・補修など加工した服
・ボタン、ベルト、紐、フード、ファーなどのパーツに欠損のある服
・ニオイのひどい服
服を処分するときはできるだけリサイクルに出す

リユースに向かない服は、可能ならば資源としてリサイクルしましょう。
1着の服がゴミとして廃棄・焼却されなければ、約0.5 kgのCO2が削減され、環境負荷を低減できます(参考サイト1)。
リサイクルは古着回収を行っている店舗に持ち込む方法と自治体に回収してもらう方法があります。
ただし、服の劣化が激しくリサイクルが困難な場合は、残念ですが廃棄処分してください。
小学生の服をリユースする方法

小学生の服をリユースする方法としては、メルカリなどのフリマアプリやバザーなどを利用する方法があります。
その他にも、ブランド子供服のリユースコミュニティ【キャリーオン】 や【古着.com】
などの子供服の買取サービスを利用する方法があります。
フリマアプリや買取サービスを利用すれば、服の売却により収入が発生するので家計も助かりますね。
キャリーオン

ブランド子供服を買取・販売(リユース)しているサイトです。
サイズアウトしてしまった大切な子供服を「次の方にも大切に着てほしい」という想いがベースにあり、“子供服の買取・販売コミュニティ”とも言えます。
\キャリーオンの公式サイト/
キャリーオンに関しては以下の関連記事があるのでよかったら読んでみてください。
関連記事「【キャリーオンの口コミ】ブランド子供服10点購入でこの値段!安い!」
関連記事「ブランド子供服のリユース品っていいかも!キャリーオンでお得に購入」
古着com

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ハイブランドだけでなくファストファッション・ノーブランドの子供服買取が可能です。
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まとめ
小学生の服をリユースするために日頃から気をつけるべきことを5つご紹介しました。
- 服の記名にはお名前シールを使用する
- 名札の安全ピンの使用を避ける
- 服の素材に合った方法で洗濯する
- 虫食いに注意する
- ニオイに注意する
次に使う人のことを考えて服を丁寧に扱うことができるといいですね。
小学生の服のリユースは、サステナブルファッションにつながる素敵な行動です。
参考サイト
- サステナブルファッション. 環境省. https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/
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