匂いはニラに似ているけど食用ではない野草のハナニラ
春の緑の地面には、ハナニラの白い花が映えます。 ハナニラは踏みつけたりしたときにニラに似たニオイがします。 細長い葉の形もニラに似ています。 また、同じ呼び名で紛らわしい中国野菜のハナニラ(ニラと同一種)が食用としてあります。 でも、野草のハナニラは、食用のニラ(中国野菜のハナニラ)とは異なる植物です。 野草のハナニ…
春の緑の地面には、ハナニラの白い花が映えます。 ハナニラは踏みつけたりしたときにニラに似たニオイがします。 細長い葉の形もニラに似ています。 また、同じ呼び名で紛らわしい中国野菜のハナニラ(ニラと同一種)が食用としてあります。 でも、野草のハナニラは、食用のニラ(中国野菜のハナニラ)とは異なる植物です。 野草のハナニ…
アメリカフウロは、上に向かって細長く突き出した果実が特徴的です。 まるでSF映画などに出てくる砲塔のように突き出しています。 アメリカフウロの地上部は、ジャガイモなどで問題となる青枯病菌に対する抗菌成分を有しています。 果実の砲塔で攻撃とはいきませんが、抗菌成分で農業上問題となる青枯病菌を駆逐してくれそうです。 春か…
中心が黄色で、紫色のすじの入った6枚の花被片の花を咲かすニワゼキショウ。 花の色は紫色だけでなく、白紫色のものもあります。 キレイな花は残念ながら1日でしぼんでしまいますが、春の花の季節には次々に花が咲きます。 ニワゼキショウとよく似ていて一回り小さい花を咲かせるオオニワゼキショウが近くで咲いていることもあるかもしれ…
四つ葉のクローバーを探したくなるシロツメクサ。白い花の蜜はミツバチなどに好まれ、蜂蜜にもなります。根には窒素固定が行われる根粒が存在し、やせた土壌でも生育します。
春の道端で、見かけるホトケノザ。 仏様の座る台座のような葉っぱから、紅紫色の花がひょっこりと顔をのぞかせます。 ホトケノザの種にはアリを誘引する小さな付属体(エライオソーム)がついており、アリが種を運んで散布してくれます。 ホトケノザ ホトケノザ(仏の座) 学名:Lamium amplexicaule別名:サンガイグ…
春の風に揺れる黄色い愛らしい花。 ニガナの花は5, 6枚の黄色い舌状花で構成されていて、舌状花の間には少し隙間があるのが特徴的です。 ニガナは宿根多年生植物であり、日本全土の山地や野原など身近な場所に自生している一般的な野草です。 ニガナの属する種(Ixeridium dentatum)は、種内で形態や染色体構成に高…
細くすっと伸びた茎の頂点に黄色い花を咲かすジシバリ。 黄色い花はやや平面的に開き、中心部分には複数の黒っぽい雄しべの葯(やく)が目立ちます。 春の日当たりのより場所に咲き、遠目にみるとタンポポのように見えますが、近くづくと花も茎も葉も違います。 ジシバリ ジシバリ(地縛り) 学名:Ixeris stolonifera…
ハナイバナは日本全土に分布する在来種です。 花は小さいですが、淡い青紫色で美しいです。 春から秋までの長い期間で花を見ることができます。 ハナイバナはキュウリグサと似ているため、比較されることが多いです。 道端や畑などに生育しますが、キュウリグサよりも見かける機会は少ないかもしれません。 ハナイバナ ハナイバナ(葉内…
紫と白、オレンジの色の組み合わせのサギゴケ(ムラサキサギゴケ)の花は、どこか怪しい雰囲気が漂います。 花の下唇の奥に雌しべがあり、刺激により開閉する柱頭運動をする特徴があります。 春に開花し、田のあぜのような湿った土壌で、匍匐茎を伸ばして生育します。 サギゴケ サギゴケ(鷺苔) 学名:Mazus miquelii別名…
集まって咲く黄色い花や淡い緑色の茎葉から、やわらかな印象を受けるハハコグサ。 春の七草の一つ「おぎょう」として七草粥に入れて食します。 昔はヨモギのように餅や団子に入れていたそうです。 薬草として民間療法で使用されることもあるようです。 ハハコグサ ハハコグサ(母子草) 学名:Gnaphalium affine別名:…